秋口になってくると、釣れる魚種が増え始め、ライトルアー釣りが楽しくなってくる季節! メッキ、カマス、ハマチ、ソーダガツオを狙ってみよう!!!

  • メッキについて(おススメのルアー、釣り場)
  • カマスについて(おススメのルアー、釣り場)
  • 青物について(おススメのルアー、釣り場)
  • ソーダガツオについて(おススメのルアー、釣り場)
  • 根魚について(おススメのルアー、釣り場)
目次

メッキについて

メッキとは、南方系のヒラアジ系の仔魚の総称です。

南紀和歌山県地方で釣れるメッキは主に3種類。

ギンガメアジ仔魚、ロウニンアジ(GT)仔魚、カスミアジの3種類です。

オニヒラアジ仔魚は、やや少ない傾向にあります。

釣れる期間は9月中旬から12月中旬まで

水温が20度切るまで楽しめます。

メッキ釣りの最大の魅力は、お手軽に強い引きを楽しめる事。

一度、釣り始めたら病みつきになります♪

ギンガメアジ

ロウニンアジ

カスミアジ

タックル

竿も、専用の物は必要ありません。

アジングロッドや、ブラックバス釣りの転用で問題ありません。

揃えるとすれば、PEラインは必要です。

0.4~0.8号のPEに2号程度のリーダーを使いましょう。

使用するルアー

使うのは、5~7㎝の小型ルアーです。

主に河口からの釣りなので、遠投は必要ありません。

小型ジグ

軽く投げて、リフト&フォールで誘います。

他のルアーと違いフラッシングがあるので、食いが渋い状況でも、スイッチが入って釣れることが多いです。

プラグより、狙う深さの自由度が高いので、いろんな状況に対応できる強みがあります。

小型ミノー

設定された水深をネチネチと狙えるのが強み。

ミノーは竿を細かく煽って誘う、トゥイッチングが強みです。

トレブルフックで、掛かりやすいのもジグとは明確に違う魅力です。

着底して根掛りしない。という特性を生かして、流れに乗せるドリフト。というテクニックも使えます。

流れの下で、エサを待っている魚を狙いましょう!

小型ポッパー

ジグや、ミノーに比べると数釣りは期待できませんが、魚が水面を割って飛び出してくるスリリングなルアーです。

メッキは河口での釣りなので、チヌやシーバス(スズキ)が飛び出してくることも!

朝や、夕方の活性が高い状況では、連発で釣れることもある、楽しいルアーです!

メッキを狙える釣り場

田辺市 新芳養漁港 河口

大きなチヌ、鯉が多い釣り場。

汽水域で、フグ、スズキも多いです。

9月中旬から12月中旬まで、メッキ釣りを楽しむことが出来ます

白浜町 富田川河口

シーバスや、小型青物(ハマチやシオ)も多い釣り場。

メッキ釣りに遊びに行ったけど、思わぬ大物が掛かった!という事が多い場所です。

チャイロマルハタなどの高級魚が釣れることもあります。

メッキの捕食動画

カゴカキダイも写っていますが、比べ物にならないくらいスピードが速いです。

獰猛なのもうかがえる動画なので、ぜひご参考に!

メッキ料理

カマスについて

食べておいしいカマス。

群れで行動しており、地域一帯で釣れる。とはなりにくい魚です。

そのため、カマスを釣るには情報戦なります。

何処かの漁港で釣れてるらしい。という情報は特に重要。

ちょっと前まで釣れてたけど、今はさっぱり。という事も多いです。

釣太郎ブログでもそういった情報を発信しています。

情報を得たら、すぐに釣り場に行くのがたくさん釣るコツです。

この魚も、秋口によく釣れる魚。

9月から12月末ごろまで釣れます。

釣り方

カマスサビキ

オモリは六角オモリ10号くらいです。

遠投する必要はなく、軽く投げて誘います。

時合に入って、岸に寄っているカマスを狙います。

そのため、多点掛けもよくあり、数が期待できる釣り方になります。

小型ジグ

地合に入って、徐々に活性が上がってきたタイミングで使います。

岸に寄り切っていないカマスを狙います。

遠投して、ゆっくりとアクションさせて引いてきます。

ショアジギングの注意点として、底を取りすぎない。ということがあげられます。

投げたことにより、ラインに角度が付いて、根掛かりやすいです。

カマスや青物は、必ずしも底ベタではないので、中層を引いてくるイメージでオッケーです。

釣り場

人気の釣り場。というのもあって、基本的には新芳養漁港 外湾の情報が多め。

釣れるサイズは、大体30㎝前後です。

朝イチは、釣り人が絶えない場所。 

早めに行って釣り座を確保する必要があります。

青物について

釣り人も多く、大人気の青物。

遠くまで歩いて、磯で・・・

そういった、ハードルの高い釣り。とイメージしていませんか?

必ずしも過酷な場所でしか釣れない魚ではありませんよ!

南紀和歌山地方では、手軽な堤防からでも十分釣れます

今回は、堤防から狙う、お手軽な青物釣りを紹介していきます。

タックル

ショアジギングロッド

リール4000番~6000番

PE2号前後リーダー8号程度

ルアー

40g前後のジグ、小型トップウォータールアー、小型ミノー。

ジグ

遠投して、着底まで待ちます。

その後、中層を意識して巻いてきます。

巻いている途中に、緩急を入れたり、しゃくったりと、動きに変化を付けていきましょう。

あまり底を取りすぎると、根掛かりの元なので注意しましょう。

基本的に、砂地が多く、根がかりしにくい場所で使いたいルアーです。

小型トップウォーター

ナブラが起こっていたり、朝や夕方の活性が高い時にオススメ。

表層を引いてくる釣りで、堤防、河口、磯と、ポイントを選ばずに使える万能さも魅力です。

青物が豪快に水面を飛び出してくる様は、病みつきになること間違いなし!

遠投して、水しぶきが出るように、強めにアクションしましょう。

遠くの魚も引っ張って来れるだけのアピール力もあります。

小型ミノー

狭いエリアで、魚影が濃い場所での使用がおすすめ。

例でいうなら、ベイトが溜まりやすい河口周辺。

ナブラが起こっている場所では、水面直下でレンジキープできる。という強みもあります。

早く巻いたり、ゆっくり巻いたり、竿を細かく煽ってのトゥイッチなど、動きのバリエーションが多い。という利点があります。

釣場

和歌山県 田辺市 新芳養漁港 外湾

エサとなる小魚が多い釣り場。

自然と青物も多く回遊してきます。

足場が高く、人も多いので、大きな魚が掛かったら、周りの人に協力してもらって取り込みをしましょう。

ミノーを引くには足場が高すぎるため、トップウォーターやジグをメインに釣りをしましょう。

足元はテトラが入っているので、ジグを投げる際は、根掛りに注意。

白浜町 富田の浜

シーズンになると、多くの青物が溜まる、超一級の釣り場です。

人でごった返す、人気の釣り場。

砂浜なので、遠投できるジグが有利ですね。

青物だけでなく、サゴシや、ヒラメも釣れますよ!

青物(ブリ仔魚、カンパチ仔魚)の捕食動画。

ブリを美味しくいただこう!

秋から冬にかけてのブリは、脂がのっていて刺身でも美味しく食べられます。

大型な魚。というのもあり、1匹あれば、1日では食べきれないほど。

この動画では、刺身、カマの切り方、頭などのアラの活用法について解説しています。

ソーダガツオについて

ソーダガツオは主に堤防で狙えるフィッシュイーターでマルソウダと呼ばれるもの。

クエ釣りのメジカカツオとも呼ばれています。

掛かれば、カツオ独特の横走りで釣人を楽しませてくれます。

重さは有りませんが、猛烈なスピードとパワーで駆け回るスプリンター。

釣れる季節は真夏から秋口まで。

ベイトについている魚で、大きな群れで回遊しています。

釣れるときは、何匹も釣れます。

回遊は気まぐれなので、よく釣れていたが、次の週には釣れない。ということも起こりえる魚です。

釣れている。という情報を得たら、釣り場に直行!

タックル

ある程度の遠投性が欲しいので、エギングロッドがいいでしょう。

PE0.8号リーダー2.5号程度で十分です。

ルアー

狙うタナは表層~中層です。

海底付近にはいません。

メタルジグを遠投して、表層を意識して早巻きしてみましょう。 

猛スピードで泳ぐ魚なので、釣り人が全力で巻いても、悠々とジグに追いついてきます。

使うジグは、早巻きで浮きやすい15g前後の小型ジグがオススメです

釣り場

田辺市 新芳養堤防 外湾

何度も登場していますが、それだけ優秀すぎる釣り場です(笑)

釣り人が多い→エサが豊富→ベイトが溜まる→フィッシュイーターが接岸する。

このサイクルが何年も繰り返されてきたフィールドです。

釣り物も自然と豊富になる。

南紀和歌山地方が誇る、スーパー堤防です。

田辺市 天神崎 元島堤防

元島堤防も、ソーダガツオの実績が高いポイントです。

マダイの実績もあるポイントなので、思わぬ大物もかかってくる可能性もありますよ!

根魚について

ここでは、主にハタ科の釣り方の解説をします。

南紀和歌山地方で、陸から狙えるロックフィッシュは、オオモンハタとアカハタの2種類。

まったくクセが無く、上品な味わいです。

一般的に、高級魚として知られています。

オオモンハタ

アカハタ

釣場の解説

基本的には、みなべ町~田辺市周辺は魚影が薄いです。

これは、地形の問題。 砂地の場所には基本的に生息していません。

白浜町 千畳敷から南になると、ドッと魚影が濃くなります。

激しい岩礁帯が多く、そういった場所に居ついています。

ショアから狙えるのは、夏から、秋口まで。

ベイトが浅瀬に差しているタイミングが吉です。

白浜町 千畳敷

白浜町大崎・ジョウモン

タックル

他の釣りとは違い、強めの方がいいです。

ロックフィッシュは、掛かった瞬間、根に突っ込むので、底から引っぺがす強さがある方がいいです。

ショアジギングロッドであれば問題ないでしょう。

PEは2号、リーダーは5~6号は欲しいですね。

ルアー

基本的に底ベタの魚。

狙うのも底です。

そうなると、ジグで攻めるのは現実的ではありません。 当然、根掛かりまくりで釣りになりませんね。

オススメは直リグ(ジカリグ)

テキサスリグもいいですが、ワンタッチでオモリの号数を変えることが出来る点で、直リグの方がいいでしょう。

ロックフィッシュを狙う時は、とにかく遠投します。

やる気がある時は、居れば喰ってきます。

広範囲を探って、コンタクト数を増やしていくのが釣果アップのコツ。

海底の地形を感じながら、ゆっくりとズル引く程度でアクションはオッケーです。

食べても最高においしい根魚。

一度狙ってみては?

オオモンハタの刺身

オオモンハタのしゃぶしゃぶ用切り身

オオモンハタ&アカハタの水炊き

これから水温が下がり、釣れる魚種が増えてくる、ライトルアー釣り。

お手軽装備で釣りが楽しめるので、初心者さんにもオススメ!

釣太郎には、各種ルアーも取り扱っているので、ぜひご来店ください♪

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