紋甲イカの捕食は、遠くから触手をターゲットめがけて突き出すようにします。
イメージはカメレオンの舌と同じ感じですね。
海底でジッとしていることが多いので、泳ぎまわっているアジを捕食するのは苦手です。
ヤエン釣りでは、あまり釣れません。
タナが決まっているウキ釣りや、エギングで海底を狙うと釣れるようです。
目次
モンゴウイカの活エサ捕食シーン
弱ったアジを捕食
弱ったアジを一突き。
離れた獲物を絡め捕るようにして捕まえます。
ネンブツダイを捕食
こちらはネンブツダイを捕食するシーン。
ネンブツダイは動きが遅い魚なので、紋甲イカの大好物のエサです。
弱ったアジ、木っ端グレ、ネンブツダイを同時に入れて実験
この手の検証は過去に何度も行っていますが、必ずネンブツダイから食われます。
よほど食べやすいのでしょう。
人懐っこいモンゴウイカ
コウイカは非常に知能が高いのが特徴。
餌付けをされると、人間が水槽に近寄ると浮いてきてエサを期待しています。
警戒心が高いアオリイカでは考えられない行動です。
キビナゴブルーを食べるモンゴウイカ
慣れてくると手渡しでもエサを食べてくれます。
撫でても嫌がりません
可愛いですね。
ネンブツダイを手渡しで食べる
何度も手渡しでの捕食の撮影に成功しています。
たまたまではなく、明確に懐いているのが分かります。
捕食には失敗も付きもの・・・
捕食が毎回成功するとは限りません。
特に紋甲イカは、ミスが多い様に感じます。
3回狙ってすべて失敗するシーン。
水槽の中ですらこの有様なので、自然界ではもっと厳しいでしょう。
ちなみにアオリイカの捕食ミスは見たことがありません。