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第5章 春イカで多い失敗パターン

―釣れない理由は、ほぼ決まっている―

春イカは「間違っていても気づきにくい」

春の大型アオリイカが難しい理由は、
技術不足よりも、
間違っていることに気づきにくい
点にあります。

・当たりが出ない
・一度乗ったのに離される
・藻に入られて終わる

これらはすべて、
春イカ特有の
よくある失敗パターンです。


目次

失敗①

アジが浮いたままになっている

春イカで最も多い失敗が、
活アジが表層を泳いだまま
になっているケースです。

春の大型アオリイカは、
基本的に
底付近に定位しています。

そのため、

・アジが元気すぎる
・沈まずに泳ぎ回る

この状態では、
イカの視界に入らず、
いつまでも反応が出ません。

▶ 対策
・アジを沈める意識を持つ
・オモリ付き泳がせ針を使う
・底を意識したレンジ設定をする


失敗②

乗った瞬間にヤエンを入れてしまう

大型アオリイカが抱いた直後、
焦ってヤエンを投入してしまう。

これは、
失敗率が非常に高い行動です。

理由は、

・イカがまだ体勢を整えていない
・違和感で即座に藻へ向かう
・ライン角度の変化で離される

春イカは、
時間をかけて抱き直す
個体が多いのが特徴です。

▶ 対策
・まず藻場から離す
・藻場と藻場の間へ誘導
・落ち着いてからヤエン投入


失敗③

藻場の中で勝負してしまう

ホンダワラが絡む場所で、
そのまま強引に勝負する。

これは、
大型ほど不利になります。

・引きが強い
・体力がある
・藻に絡む力が段違い

▶ 対策
・最初から「かわす前提」で立ち位置を決める
・掛ける場所を想定して釣る
・藻場の外で勝負する


失敗④

ヤエンサイズが合っていない

春のアジは大きく、
20cm以上になることが多いにも関わらず、
小さなヤエンを使ってしまう。

これもよくある失敗です。

・掛かりが浅い
・大型の力に負ける
・途中で外れる

▶ 対策
・アジサイズ基準で選ぶ
・L〜LLサイズを基本にする
・「掛かれば獲れる」サイズを使う


失敗⑤

道糸が細すぎる

「細い方が違和感が少ない」
という考えで、
道糸を細くしすぎる。

春の大型アオリイカでは、
この考え方は危険です。

3キロクラスになると、
最初の引きは
想像以上に強烈です。

▶ 対策
・道糸は3号を基準
・安心感を優先
・主導権を渡さない


失敗⑥

活アジ管理が甘い

春は、
水温・気温ともに上がる季節です。

にもかかわらず、

・小さなバケツ
・水量不足
・過密状態

この状態でアジを扱うと、
気づかないうちに
弱っていきます。

▶ 対策
・大きめのアジバケツ
・たっぷりの海水
・現地ではスカリで海中管理


春イカは「準備不足」がそのまま結果に出る

春の大型アオリイカ釣りは、
その場の工夫よりも、
事前の準備と判断が結果を左右します。

・沈めているか
・藻場を意識しているか
・仕掛けは合っているか

これらが噛み合ったとき、
春イカは応えてくれます。

失敗⑦

藻場が濃すぎるのに、ヤエンに固執してしまう

春はホンダワラが最盛期に入り、
場所によっては
藻場が生い茂りすぎてヤエン釣りが成立しない
状況になることがあります。

この状態で無理にヤエンを続けると、

・イカが掛かっても藻に入られる
・ヤエン投入前にラインが止まる
・回収すら困難になる

といったトラブルが頻発します。


藻が濃すぎる時は「ウキ泳がせ」に切り替える

こうした状況では、
ウキ泳がせ釣りに切り替える
という判断も有効です。

ウキ釣りであれば、

・ラインが立つ
・藻場をまたいで探れる
・イカを藻の上で止めやすい

といったメリットがあります。

特に、

・ヤエンを入れるスペースがない
・藻場の切れ目が遠い

こうした場合は、
ウキ釣りの方が
結果に繋がることも多いです。


ウキ釣りの注意点

―「棚」が合わないと当たらない―

ただし、
ウキ泳がせ釣りにも
明確なデメリットがあります。

それは、
棚が合わないと、
まったくアタリが出ない

という点です。

・浅すぎると見向きもされない
・深すぎると藻に触れる
・底のイカの目線に入らない

ウキ釣りは、
レンジ合わせがすべて
と言っても過言ではありません。

そのため、

・水深を把握する
・少しずつ棚を調整する
・反応がなければ見切る

この意識が重要になります。


失敗⑧

活アジ管理で「エアー量」を見ていない

春は気温・水温ともに上がり、
活アジの消耗が
一気に早くなる季節です。

その中で意外と多いのが、

エアーポンプは付けているが、
エアー量を気にしていない

というケースです。


エアーは「多ければいい」ではない

エアー量が多すぎると、

・アジが落ち着かない
・無駄に体力を消耗する
・弱るのが早くなる

逆に少なすぎると、

・酸欠気味になる
・急激に弱る

活アジ管理では、

「水面が軽く動く程度」
のエアー量が目安になります。


電池残量にも必ず注意する

もうひとつ見落としがちなのが、
エアーポンプの電池残量です。

・最初は動いていた
・気づいたら止まっていた
・弱った原因が分からない

こうしたトラブルは、
電池切れが原因のことも多くあります。

▶ 対策
・釣行前に必ず電池チェック
・予備電池を持参
・長時間釣行では途中確認

これだけで、
活アジの生存率は大きく変わります。


春イカは「切り替え」と「管理」で差が出る

春の大型アオリイカ釣りでは、

・釣り方の切り替え
・仕掛けの判断
・活アジの管理

こうした
釣り以外の部分が、
そのまま釣果に直結します。

ヤエンに固執せず、
状況を見てウキ釣りに変える。

エアーを付けただけで安心せず、
状態を確認する。

これができる人ほど、
春イカに近づけます。


第5章・追記後まとめ

✔ ヤエンが無理ならウキ釣り
✔ 藻場の濃さで釣り方を変える
✔ エアー量と電池残量は必須管理

この追記で第5章は、

「失敗を防ぐ章」→「現場判断の章」

に進化しました。

このまま次は、
👉 第6章(最終章):南紀で3kgオーバーを獲るために本当に大切なこと
に進みましょう。


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