1/29(木)みなべ店のみ一時休店 AM8時~14時まで 電気設備工事のため停電

第4章 春のヤエン釣りの考え方

―大型アオリイカに獲られず、獲りきるために―

目次

春の大型イカは「藻場周り」で掛かる

第3章で触れた通り、
南紀の春イカは
ホンダワラが絡む場所が主戦場になります。

つまり春のヤエン釣りは、
最初から
海藻をどう回避するかを前提に組み立てる必要があります。


掛ける前に、まず「藻場から離す」

大型アオリイカが乗った直後、
いきなりヤエンを入れるのは危険です。

理由は単純で、

・イカは本能的に藻場へ向かう
・ヤエン投入=ライン角度が変わる
・その瞬間に藻へ突っ込まれる

というケースが非常に多いからです。

春の基本は、

① イカが乗る
② 藻場を回避する
③ 藻場と藻場の「間」まで誘導
④ そこでヤエン投入

この順番です。


藻場と藻場の「間」が最大のチャンス

春の大型イカは、
ホンダワラの中そのものよりも、

・藻場と藻場の間
・藻の切れ目
・砂地が挟まる部分

こうした場所で
一度動きを止めることが多くあります。

ここまで誘導できれば、
・根ズレ
・藻絡み

のリスクが大きく下がり、
ヤエン成功率は一気に上がります。


表層を泳ぐアジに、春イカは反応しにくい

春の大型アオリイカは、
基本的に
底付近に定位している時間が長い
傾向があります。

そのため、

・活アジが表層を元気に泳いでいる
・浮いたまま落ちてこない

この状態では、
当たりが出にくいことが多くあります。


アジは「沈めて使う」

春ヤエンでは、
アジを自然に沈めることが非常に重要です。

その方法として有効なのが、

アジのお腹にオモリを打ち、
強制的にレンジを下げる方法
です。

これにより、

・底にいる大型イカの視界に入る
・抱かせるまでの時間が短くなる
・藻場の上をフワフワ泳がせずに済む

といったメリットがあります。


オモリ付き泳がせ針の有効性

当店自作の
オモリ付き泳がせ針は、
まさに春イカ向きの仕掛けです。

・アジが自然に沈む
・頭が少し上を向く
・底にいるイカにアピールしやすい

春の大型アオリイカを
下から誘い上げる釣りでは、
非常に相性が良い仕掛けと言えます。


道糸は「3号」を基準に考える

春の大型アオリイカ、
特に3キロクラス以上になると、
引きは想像以上に強烈です。

・最初の走り
・方向転換
・藻場への突っ込み

これらを考えると、
道糸は 3号を基準 に考えるのが安心です。

細さよりも、

・耐久性
・安心感
・主導権を渡さないこと

これを優先した方が、
結果的に獲れる確率は高くなります。


ヤエンサイズは「アジに合わせる」

春に使う活アジは、
20cm以上になることが多くなります。

そのためヤエンも、

・Lサイズ
・LLサイズ

といった
大きめサイズが適しています。

ヤエンが小さいと、

・掛かりが浅い
・大型の力に負けやすい

というトラブルが起こりやすくなります。


活アジ管理も「春仕様」にする

水温・気温ともに上がってくる春は、
活アジの管理が
釣果に直結します。

持ち運び時

・大きめのアジバケツ
・たっぷりの海水
・過密にしない

現地では

・スカリに入れて
・海の中で活かす

これだけで、
アジの弱り方は大きく変わります。

元気すぎず、
弱りすぎない。

この状態のアジこそ、
春の大型イカには最適です。


春ヤエンは「準備と段取りの釣り」

春の大型アオリイカは、

・待つ
・誘導する
・一気に決める

この流れがすべてです。

・藻場をどうかわすか
・どこで掛けるか
・どの仕掛けで挑むか

これを事前に整理できているかどうかで、
結果は大きく変わります。


次章へのつなぎ

では次に、
これらを踏まえたうえで
春イカで特に多い失敗パターンを整理します。

次章では、

・なぜ途中で離されるのか
・なぜ掛からないのか
・どこで判断を誤っているのか

を具体的に解説します。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次