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第1章:春アオリイカはなぜ大型になるのか春アオリイカはなぜ大型になるのか(南紀という特別なフィールド)

目次

春アオリイカはなぜ大型になるのか(南紀という特別なフィールド)

春に釣れるアオリイカが大きい理由は、
偶然でも、運でもありません。

アオリイカは一年を通して見ると、
春に向かって体を作り、
春にピークを迎える生き物です。

冬の間、
アオリイカは水温の低下とともに活動量を落とし、
無駄な動きを減らしながら、
体内にエネルギーを蓄えていきます。

そして春。
水温がゆっくりと上がり始めると、
産卵を意識した個体が動き出します。

この「産卵前」という状態こそが、
アオリイカが一年で最も大きく、
最も重くなるタイミングです。

南紀では、なぜここまで大型が出るのか

南紀では、
3キロクラスのアオリイカは決して珍しい存在ではありません。

条件が揃えば、
4キロクラスが姿を見せることもあり、
過去には 5.5キロ という記録的な個体が釣れた実例もあります。

これは、
単に運が良かったからではありません。

黒潮の影響を強く受ける南紀は、
水温が安定しやすく、
アオリイカが成長するためのエサ環境にも恵まれています。

時間をかけて育った個体が、
春になって接岸する。

この条件が重なることで、
他のエリアではなかなか出会えないサイズが現実的になるのです。


今年は「例年と違う春」になる可能性もある

さらに今年は、
約8年続いた黒潮大蛇行が終息し、黒潮が接岸している状況です。

この変化によって、

・水温の推移
・ベイトの入り方
・アオリイカの接岸タイミング

これらが、
例年とは少し違った動きを見せる可能性があります。

もちろん、
「必ず大型が釣れる」
「今年は特別だ」

と断言できるものではありません。

しかし、
環境が変われば、
魚やイカの動きが変わるのは自然なことです。

だからこそ今年の春は、
例年の経験だけで判断せず、
海の変化を見ながら組み立てていく価値のあるシーズン

だと言えるでしょう。

春イカは「急に大きくなったイカ」ではない

改めて言うと、
春イカとは
「急に大きくなったアオリイカ」ではありません。

時間をかけて育ち、
エネルギーを蓄え、
完成形に近づいた個体です。

だから数は多くありません。

しかし、
一杯一杯の価値は非常に高い。

これが、
春アオリイカが特別視され、
多くの釣り人を惹きつける理由です。

第1章のまとめ

春アオリイカが大型になるのは、
特別なテクニックや、
一部の人だけの運によるものではありません。

冬を越え、
時間をかけて体を作り、
産卵前というピークの状態で接岸する。

この生態的な流れがあるからこそ、
春には大きな個体が現れます。

そして南紀は、
黒潮の影響を受けやすく、
水温やエサ環境に恵まれたフィールドです。

その結果として、
3キロ、4キロ、
条件が重なれば5キロを超えるような個体が、
決して机上の空論ではなく、現実として存在する
エリアだと言えます。

今年は、
長く続いた黒潮大蛇行が終息し、
黒潮が接岸している状況です。

この変化が、
春のアオリイカにどのような影響を与えるのか。

過度な期待は禁物ですが、
例年とは違う視点で海を観察する価値は、
十分にあるシーズンだと言えるでしょう。

大切なのは、
「特別な年だから釣れる」と考えることではありません。

春イカが動き出す条件を知り、
海の変化を感じ取り、
タイミングを合わせていくこと。

それが結果として、
大型アオリイカに近づく一番の近道です。

では次に、
春アオリイカが実際に反応を見せ始める
水温の目安について見ていきましょう。

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