自分は魚締めから血抜きまで、ハサミ1本で行います。
理由は、力を掛けやすくて手を切る心配が少ないから。
ハサミが活〆で優れているポイント
滑る心配なし 力が掛けやすい
ハンドルがあるので、指を掛ければ滑る心配なし。
濡れ手でも全く問題なし。
ナイフは気を付けないと滑るんです。
握りこめるので力を加えやすく、確実な作業が出来ます。
刃でケガしない
刃が中に隠れているので、どんな触り方をしても切れる心配がない。というのも大きなポイント。
魚を連続で締めていくと、ヌルヌルするし雑になってきがち。
そんな状況下でも、ハサミは安心して使えます。
後、シンプルに仕掛けを切ったりなどにも使えるのが便利。
道具が減るのは嬉しいですね。
ここまでが、ハサミの優れていると感じる点。
使い方の説明
絞める
握るときは、ハンドルに指をかけて、手のひらで覆いかぶさるように握りましょう。
こうすると、刺したときに力が逃げずに安全。
これはNGな持ち方。
力が逃げてしまい、不安定になります。
魚も暴れるので、危険です。
魚締めで嬉しいのは、傷が小さい。という事。
刃先が細いので、穴がこれだけで済みます。
その分、ピンポイントに脳を刺さないと、なかなか締まりません。
ナイフは刃渡りがあるので、ある程度大雑把でも問題ありませんが。
血抜き
エラを切ります。
これは普段使いの持ち方で切ればオッケー。
膜を刺して、血を出します。
その時は、こういう風に持ちます。
こちらもしっかりと握りこんで、力が逃げないようにしましょう。
ハサミ一つで、魚の処理はすべてできます。
オススメのハサミ
もちろん、値段が高いほど締めやすさはまるっきり違います。
値段は約3倍差ありますが、それでもササメのマルチシザーズは究極の一品です。
とにかくよく切れるのが持ち味。
鰭などの切断は力が要りますが、カマや腹裂きであれば、力なしですっと切れます。
釣場で行う作業といえば、絞める:血を抜くくらいですので性能が有り余ってしまいます。
自宅でのキッチンバサミとしての運用もできます。
3枚おろしまでは包丁無しで行けます。 内臓処理も楽々。
正直、これ以上のハサミはなかなかありませんよ。
最上級の使い心地を、ぜひ体感してみてください!